プロペシアは若い方が効果が期待できる?

AGA治療薬プロペシアの主成分finasterideは、ノコギリヤシという天然ハーブをモデルにしてアメリカで開発された酵素活性阻害剤で、前立腺肥大を改善することを目的として利用されていました。
その後、AGAに対しての効果が認められたために、1mg錠として提供されることになります。
日本では、この1mg錠のみ承認されており、前立腺肥大の治療薬としては処方されていません。
なお、厚生労働省はプロペシアを承認するにあたり、1年間の臨床試験を実施しています。
それによると、1日に1mg処方した結果、軽度改善以上が58%に、不変以上の効果が98%に認められています。
これは、医師による頭頂部の写真判定による記録で、自己申告によるものではありません。
このために、かなり信頼できる数字ということになります。
ちなみに、プロペシアの作用機序は、II型5α還元酵素を阻害するというもので、AGAの原因物質DHTの生産を抑えることを目的としており、髪の毛や毛根に対しての直接的な効果は何もありません。
このために、AGA以外の薄毛に対しては有効ではなく、AGAであっても発症から時間が経過した場合は、変化が見られないケースもあります。
つまり、プロペシアで薄毛予防ではなく回復を実現したいのであれば、早い段階での使用が必要ということです。

頭を拭く男性

AGAは、思春期以降に徐々に進行し、30才前後で顕著な状態になるのが一般的です。
その後、40才以降には生え際が後退して頭頂部までの髪の毛が全てなくなる最終形態に至ることになります。
このために、正常な状態にまで回復させたい場合は、30才前後までに使用するのが適当ということです。
毛根機能が喪失したような状態になってしまうと、発毛を実現することは出来ないからです。